4人組ロックバンドMUCC、観光大使に 水戸・石岡ダブル就任

茨城新聞
2017年5月2日

国内外で活躍する4人組ロックバンド「MUCC(ムック)」が1日、水戸市と石岡市の観光大使に“ダブル就任”した。メンバー4人が両市の出身だったことから、水戸市の観光イメージアップに取り組む「水戸大使」と石岡市の魅力を発信する「石岡市ふるさと大使」に就いた。同日は水戸市中央1丁目の市役所臨時庁舎で委嘱状交付式があり、メンバーは「日本だけでなく、海外にも茨城を発信したい」と世界へPRすることを約束した。

ムックはボーカルの逹瑯(たつろう)さん(水戸市出身)▽ドラムスのSATOちさん(同)▽ギター・コーラスのミヤさん(石岡市出身)▽ベースのYUKKEさん(同)-の4人で構成。1997年に結成し、水戸市南町3丁目のライブハウス「水戸ライトハウス」を中心に音楽活動を展開。2003年に「我、在ルベキ場所」でメジャーデビューを果たした。06年には初の日本武道館単独公演を行い、15年にはヨーロッパツアーを成功させるなど、国内外で活躍している。

委嘱状交付式で、リーダーのミヤさんは「就任したプレッシャーもあるが、今まで以上に茨城を紹介していきたい。いつかは地元密着のフェスをやりたい」と力を込めた。メンバーは水戸市の高橋靖市長と石岡市の今泉文彦市長からそれぞれ委嘱状を手渡され、両市長と一緒にポーズを取りながら記念撮影した。

ムックは4日、水戸市千波町の県民文化センターで、結成20周年の記念ライブを開く予定。

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