外来生物を知ろう ウチダザリガニなど200匹 なかがわ水遊園が企画展

下野新聞
2017年3月12日

 【大田原】外来生物への理解を深めてもらおうと、佐良土の県なかがわ水遊園は春の企画展「突撃!!となりの外来種」を開いている。国内に広く分布する外来生物をはじめ、県内では那須塩原市で昨年初めて生息が確認された特定外来生物ウチダザリガニなどを展示。魚、貝、甲殻、爬虫(はちゅう)類など計23種約200匹を紹介している。外来生物とは何か、いるとどんな影響があるのかなど、パネルで分かりやすく解説している。

 開園15年の同園で外来生物の企画展は初めて。明治期以降、世界各地域から移入され県内外に生息する国外外来生物20種と、国内の他地域から入った国内外来生物3種に大別。同園は「他の生物を駆逐しているものはさほど多くない。いろいろな種が県内にもいることを知り、考えてもらえれば」とする。

 同園によると、国外外来生物はペットや食用として持ち込まれるなどした後、自然界で繁殖した。アメリカザリガニは戦前、食用のウシガエルの餌としていずれも移入され、現在は日本各地に生息する。観賞用のグッピーは自然界に放たれ、沖縄県や温泉地などにすみ着いているという。国内外来生物の魚ゼゼラは琵琶湖から放流用のアユに交じって県内に持ち込まれたとされる。

 移動したり許可なく飼育することが禁じられている特定外来生物はカミツキガメなど7種を展示する。

 那須塩原市下永田6丁目、主婦竹元綾子(たけもとりょうこ)さん(35)は「ウシガエルなどいろいろな生物が持ち込まれていたことに驚いた」と話していた。

 5月7日まで。(問)同園0287・98・3055。

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