茨城産柿使いスイーツ 水戸のホテルが提供

茨城新聞
2017年3月11日

水戸市宮町1丁目のホテルレイクビュー水戸が、県内の高校とコラボし、生徒が発案したスイーツなどをホテルのイベントなどで提供する試みを昨年5月から続けている。商品開発などに励む高校生を応援しつつ、魅力ある食で客を呼び込むのが狙い。

6日には同ホテル厨房(ちゅうぼう)で、県立真壁高(桜川市真壁町真壁)食品化学科の女子生徒3人が、シェフのアドバイスを受けながら、自分たちで考えた「ぱーしモンブラン」の試作に取り組んでいた。同ホテルで11日に開催されるワインの飲み比べ「ワインの夕べ~新世界ワインの誘い~」で1日限定で提供するため、作り方をおさらいするためだ。

ぱーしモンブランは、本県産柿を用いたオリジナルスイーツで、英語で柿を表す「パーシモン」と「モンブラン」を合わせた。県産食材を使ったスイーツのコンテストで、最優秀賞に輝くなど、味もお墨付き。

2年の古高楽来(らき)さん(17)は「クリームで柿の風味が弱まったかも。当日はもっと柿の味を出したい」と話した。コラボに携わる同ホテル営業企画課の平塚浩司さんは「頑張る高校生の活動を知ってもらえたら」と期待を寄せた。

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