真壁のひなまつり支局 真壁高生 仕込みの新酒 桜川・酒造会社で販売

茨城新聞
2017年3月1日

桜川市真壁町田の酒造会社、西岡本店(西岡勇一郎社長)で、県立真壁高生が酒造りに取り組んだ新酒「明笑輝(めいしょうき)」が完成し、販売を始めた。同高生が作る米で酒造りを始めて今年で6年目となり、西岡社長は「例年に比べてグレードアップして、良い出来になった」と自信を見せる。

販売しているのは酒米「山田錦」を使った純米大吟醸と、コシヒカリを使った純米吟醸。生徒たちが米作りのほか、こうじ造りやもろみ発酵、瓶詰めに至るまで一連の作業を行った。今年は農業科2年の5人が参加し、鈴木拓海さんは「自分たちは試飲できないが、手応えとしておいしくできたのではないかと思う」と話した。

新酒は大吟醸が720ミリリットル2000円、吟醸が同1600円(いずれも税別)。同社のほか、市内の酒販店でも購入できる。問い合わせは西岡本店(電)0296(55)1171

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