推進協が制作 映画でジオパークPR 「筑波山地域」6市が舞台

茨城新聞
2017年1月25日

昨年9月に日本ジオパークに認定された筑波山地域ジオパークをPRする短編映画の制作がつくば市内などで進められている。同ジオパーク推進協議会の主催事業で、約10分間の映画を計3本制作する予定。地元の若者を出演者に起用し、3月末の完成を目指す。完成した映画は商業施設や観光案内所、ホームページなどで公開する予定。同協議会は「まずは地元の人たちにジオパークの魅力を伝え、最終的には県外からの来訪者増を図りたい」と話している。

■魅力伝える3作
映画の名称は「筑波山地域ジオパーク応援まち映画」。短編は(1)土篇(2)水篇(3)石篇に分かれ、同協議会加盟6市が舞台になる。土篇はつくば市、水篇はかすみがうら、土浦の両市、石篇は笠間、桜川、石岡の3市となる予定。

3作それぞれのストーリーも決まり、脚本も完成している。監督は、地域の魅力を伝える映画「まち映画」の制作を数多く手掛ける藤橋誠さん(41)に決定。藤橋監督は脚本、撮影、編集も兼務する。同協議会によると、制作費は国からの地方創生加速化交付金を充てるという。

■地元の21人出演
映画への出演者は12月上旬まで募集し、61人の応募者があった。同月末までに最終オーディションが行われ、21人が合格。選ばれたメンバーは同協議会の加盟6市に在住・通学している小学4年生から高校生までの男女で、演技経験の無い人が多い。

今月7日には、オーディションで決定した映画の出演者がつくば市役所に集まり、プロの演出家の指導の下、初めての演技練習に取り組んだ。

練習を終えた土篇の主人公を演じるつくば市の茎崎一小5年、田中爽喜(さつき)さん(11)は「演技は未経験で、知らないことが多いけど、これから出演者みんなとコミュニケーションを取り合って頑張りたい」と抱負を語った。演技指導した藤橋監督は「みんな真面目に脚本を読み、練習に取り組んでいる。今から完成が楽しみ」と手応えを話した。

演技練習は22日にも開かれ、その後は2月中に本番の撮影を加盟6市内を中心に進める予定。

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