筑波の峰に輝く”ダイヤ” 結城で観賞会

茨城新聞
2017年1月13日

筑波山の二つの峰の中間から太陽が昇る「ダイヤモンド筑波」の観賞会が12日、結城市結城の宿泊施設、結城ガーデン(多田和夫社長)で開かれた。宿泊客や写真愛好家らが、自然が織りなす神秘的なダイヤの輝きに見とれていた。

同市北部からは毎年この時期、見られるという。周辺より少し高台に位置する同施設では23~24年前から「日の出を見る会」を開いている。

薄い雲がかかった以外は澄んだ冬晴れの中、午前7時すぎ、山の間からオレンジ色の強い光が差すと「わあ、来た」と歓声が上がった。観衆は盛んにカメラのシャッターを切ったり、拍手したりしていた。

5年ほど前から毎年訪れているという埼玉県幸手市の関根美智子さん(69)は「自然の力を感じて、幸せを受け取りました」と感激した様子だった。

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