最大級の障子堀跡 つくばの小田城跡調査

茨城新聞
2016年12月1日
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つくば市教育局は30日、同市小田の国指定史跡「小田城跡」の本年度発掘調査結果を発表した。本丸外の西側で新たに幅約30メートルと推測される「障子堀跡」が発見された。市文化財課は「小田城跡の中でも最大級の規模を誇る堀跡」と説明している。市は3日、市民向けの現地説明会を開く。

小田城跡は、鎌倉時代から戦国時代にかけて常陸国南部に勢力を持った小田氏の居城跡で、広さは東西500メートル、南北600メートル。戦国時代後期には小田城を舞台にした激しい攻防や争奪戦が繰り返され、関ケ原の合戦後、廃城となった。1935年に約21・5ヘクタールが国史跡に指定され、2009年に復元整備が始まり、今年4月に本丸跡を歴史公園に整備した「小田城跡歴史ひろば」が開園した。

障子堀とは、外からの敵の侵入を防ぐ「ついたて」の役目を主に担っていた堀で、今回発見された障子堀跡は、深さは一番深い場所で約3メートル、浅い場所で約1メートル。深さを変えて堀の中に段差をつけることで、侵入者が簡単に前進できないような造りになっている。

同課は「防御性の高い堀だったことが分かる。本丸の外にも大きな防御施設が造られたということは、戦国時代の小田城がいかに緊迫した状況だったかを表している」と話している。今回発見された障子堀がいつごろ造られたのかは不明という。発掘調査は今後1~2年は続く予定。

現地説明会は3日午前10時半からと午後1時半からの2回実施する。各約1時間。無料。申し込み不要。雨天時は10日に延期。問い合わせは同課(電)029(883)1111。当日の連絡先は小田城跡歴史ひろば案内所(電)029(867)4070。 

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