《土木遺産の路線 わ鉄を巡る(15)小中川橋梁》木の葉型で水の抵抗減

上毛新聞
2016年11月18日

小中川橋梁(きょうりょう)は、わたらせ渓谷鉄道小中駅のすぐ南に架かり、並行する国道122号から全容を眺めることができる。足尾鉄道時代の1912(大正元)年に造られ、今も多くの“兄弟”とともに運行を支える。
わ鉄を土木遺産に選んだ土木学会(東京都)が、「主な施設」とした橋の一つ。橋脚は川の水の抵抗を減らすため、流れを受ける部分が木の葉型に設計されている。
橋の銘板には、大阪発祥の鉄道車両メーカー「汽車製造」(現在は消滅)の名と、1911(明治44)年という製造年が確認されている。
この銘板は、桐生、みどり両市境に架かる小黒川橋梁や、いずれも日光市足尾町の第1松木川橋梁、通洞橋梁などと共通している。どれも足尾鉄道の敷設に際し、同一規格で発注されたと考えられている。

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