《土木遺産の路線 わ鉄を巡る(9)神戸駅危険品庫》融雪灯の燃料を保管

上毛新聞
2016年11月9日
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神戸駅にある危険品庫は、1912(大正元)年に造られ、引火性がある灯油などを保管していた。木造建築が多い同駅でれんが造りの危険品庫は目を引くが、乗車口や渡線橋から少し外れた位置にあり、ひっそりと建っている。
わ鉄ではかつて各駅にあった。現在は相老、足尾を合わせた3駅に残り、どれも現役だ。神戸、足尾両駅のものは国の登録有形文化財。れんがは全て長い面を表側に出す「長手積み」で、最も単純な積み方とされる。
灯油は今も、わ鉄の運行に欠かせない。降雪時に線路のポイントが動かなくなるのを防ぐため、ポイントに設置した融雪灯の燃料として必要になるからだ。ポイントを暖める石油ストーブの役割を果たし、冬場の安定的な運行を支えている。

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