柿狩りスタート 石岡の観光果樹園

茨城新聞
2016年10月13日

石岡市八郷地区特産の柿が収穫期を迎え、同市小幡の十三塚果樹団地などで、観光柿狩りが始まった。今週は「西村早生(わせ)」が食べ頃だ。来週以降は「松本早生富有(ふゆう)」の実が色づき始め、11月いっぱいまで献上柿の「富有」が最盛期。それぞれ甘さや食感が異なる旬の味が楽しめる。

同市は十三塚と細内に柿の観光果樹園が集中しているほか、園部地区にも柿生産農家が多い。今年は9月に相次いだ台風や日照不足が懸念されたが、やさと観光果樹組合は「早く熟して実が落ちたものもあったが、ほぼ例年並みの出来。甘みのある柿ができた」と太鼓判を押す。

同組合に加盟する21軒のうち、15軒で柿狩りを行っており、6軒に直売所がある。ミカンやリンゴも生産する果樹園もあり、同時に秋の味覚を堪能できる。

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