「道の駅ましこ」内覧会 県内24カ所目、15日オープン 益子

下野新聞
2016年10月13日

 県内24カ所目の道の駅として益子町長堤に15日オープンする「道の駅ましこ」の報道機関向け内覧会が12日、開かれた。内覧会後は「町民デー」と銘打ち、町民限定で施設を開放。多くの来場者で終日にぎわった。

 同道の駅は県道西小塙真岡線と、県道つくば益子線バイパスが交差する町南西部の田園地帯に立地する。木造平屋約1300平方メートルで、益子の山々をかたどった屋根と、益子焼の原料となる土を使った土壁が外観上の特徴。

 内部は地場産野菜や名産品を販売する直売所「ましこのマルシェ」、季節ごとの素材を生かした定食などを提供するレストラン「ましこのごはん」、観光案内や企画展示を行う「ましこのコンシェルジュ」の3エリアで構成されている。

 同日午前11時に施設が開放されると、長蛇の列を作っていた多くの町民が施設内になだれ込み、一足早くレストランでの食事や農産物などの買い物を満喫。神田智規(かんだとものり)支配人(39)は「道の駅を拠点に町内の商工農の連携をさらに進めていきたい」と決意を述べた。

 「町民デー」は13日も開催。15日は午前10時から式典を開き、正午から一般開放する。伝統芸能の披露や「益子のうまいもの市」など多くの記念企画も用意する。

 (問)同道の駅0285・72・5530。

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