火山と共に生きる 

上毛新聞
2016年9月28日
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ㅤ群馬県には五つの活火山があります。なじみがある上毛かるたにも、「浅間のいたずら鬼の押出し」や「草津よいとこ薬の温泉」のように関係した読み札が登場します。火山は豊かな土壌や温泉といった恵みをもたらした一方、大昔には大きな噴火を起こし、人が住む集落を丸ごとのみ込みました。みなさんが毎日ながめている山も活火山かもしれません。古くから生活に関わってきた火山に関心を持ってみませんか。

◎大噴火で「鬼押出し」
ㅤ日本は「火山大国」です。世界中に約1500の活火山があるとされる中、その7%にあたる110が日本に集まっています。富士山(静岡県、山梨県)や箱根山(神奈川県、静岡県)、妙高山(新潟県)などは全て活火山です。
ㅤ本県と長野県にまたがる浅間山は、これまで何度も噴火を繰り返してきました。江戸時代の大噴火による溶岩がつくり出したのが「鬼押出し」岩です。
ㅤこのめずらしい地形や景観が点在する、嬬恋村と長野原町の浅間山北麓は今月、貴重な地質や美しい景色などを備えた自然公園「日本ジオパーク」に認定されました。
ㅤただ、火山はひとたび噴火をすれば、私たちに大きな影響をおよぼします。2014年9月27日、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山は突然噴火し、火口近くにいた多くの登山客の命をうばいました。浅間山や榛名山なども大昔に大噴火した時、火砕流がふもとの集落をおそったそうです。
ㅤ私たち群馬県民は、さまざまな側面を持つ活火山と共生しているのです。

 

【写真】浅間山のふもとに大噴火による溶岩がつくりだした景観が広がります=嬬恋村鎌原の鬼押出し園

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