入館者300万人達成 日立・鵜来来の湯十王

茨城新聞
2016年9月3日

日立市十王町伊師の日帰り温泉施設「鵜来来(うらら)の湯十王」(西村修一支配人)の入館者が2日、300万人を達成した。土浦市の安田美智子さん(83)ら4姉妹が、くす玉を割って祝った。

セレモニーで小川春樹市長は「健康寿命を延ばし、利用者の憩いの場になるように施設の充実を図りたい」と述べ、安田さんらに花束や地元産品などを贈った。

安田さんは、次女の安田智恵子さん(81)、三女の今泉佐智子さん(73)、四女の前田佳子さん(68)と、佳子さんの誕生日祝いに来館。美智子さんは「4人が一緒に来たのは初めてで、思いもよらないことで驚いている。風呂も良く、食事もおいしいので何度も来ている」と喜んだ。佳子さんは「誕生日を祝ってくれる人がいることがうれしい。いい記念になった」と笑顔を見せた。

同施設は2001年4月にオープン。15年目で300万人に到達。地下1300メートルから湧き出る天然温泉で、泉質はナトリウム硫酸塩。太平洋と白砂青松に囲まれたロケーションで、大自然を一望し、くつろげる大広間、新鮮な食材を使った定食が人気となっている。

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