新品種のナシ「恵水」初出荷 筑西、大玉で長期保存も

茨城新聞
2016年9月2日

県内有数のナシの生産量を誇る筑西市で1日、県のオリジナル品種「恵水(けいすい)」が初めて出荷された。大玉で糖度が高く、長期保存にも優れるのが特長。関係者は「数年で市場の評価を確立させて生産者の収益向上につなげたい」と口をそろえ、同じ時季の主力「豊水」に代わる新品種として期待を膨らませた。

恵水は県農業総合センターが開発し、2011年に品種登録された。9月上旬~同下旬に収穫され、県内約6・7ヘクタール、市内約2・0ヘクタールで栽培されている。果実は約600グラム、糖度は13%以上あり、「みつ症」と呼ばれる病気の発生が少ないほか、冷蔵貯蔵で3カ月の長期保存も可能という。

同日は市内の生産者4人が、同市上野のJA北つくば関城梨共同選果場に約140キロを出荷。選果員の女性たちが病気や傷がないかを確認し、機械で形や重量ごとに分けられた果実を作業員が専用の箱に次々と詰め込んだ。本年度は計約750キロを出荷する。

同選果場には生産者のほか、県や市の関係者が集まり、関城梨組合の菊地忠組合長(68)は「大切に生産していきたい」とあいさつ。恵水生産者の一人で同市関舘、箱守治夫さん(63)は「病気になりにくく、生産作業も楽で味も良い」と話しながら、出荷作業を見守っていた。 

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