下野新聞写真企画「グラバーへの手紙」展スタート 奥日光、原発事故から5年の今を映す29点

下野新聞
2016年7月10日

 本紙写真企画「震災から5年 グラバーへの手紙 奥日光を愛した人に」の写真展が9日、宇都宮市本町の県総合文化センター第1ギャラリーで始まった。14日まで。

 企画は1月3日~7月2日の毎週土曜日、全27回掲載した。奥日光の現状を、かつて中禅寺湖畔の別荘で避暑生活を送った貿易商トーマス・グラバーに手紙で報告する形で報道した。

 全倍サイズ(60センチ×90センチ)の29点を展示。男体山や中禅寺湖といった名勝や地元の歴史文化、希少な野生動物、伝統ある釣り文化を守る人々の営みなどに長期間レンズを向け、福島第1原発事故に伴い放射能汚染された奥日光の現状を写真で表現した作品が並ぶ。取材で訪れたグラバーの古里スコットランドの写真もある。

 家族と訪れた宇都宮市鶴田町、主婦重田純子(しげたじゅんこ)さん(32)は「写真だと新聞以上に自然の美しさに目が引かれる」と話した。

 20~31日には、日光市上鉢石(はついし)町の日光金谷ホテルのギャラリーで「日光展」を行う。

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