「G7」参加国PR TX ラッピング列車を運行

茨城新聞
2016年4月29日

 5月に開かれる「G7茨城・つくば科学技術大臣会合」を盛り上げようと、つくばエクスプレス(TX)を運行する首都圏新都市鉄道(東京、柚木浩一社長)は28日、参加国の観光地などが描かれた特別ラッピング列車の運行を始めた。
 東京・秋葉原駅で開かれた出発式で柚木社長は「会合を皆さんと一体となって盛り上げる。広告を見て世界に目を向けてほしい」と話し、岡田久司つくば市副市長は「来場者の期待に応えられるよう、しっかりおもてなしをしたい」と意気込んだ。
 柚木社長や楠田幹人副知事、岡田副市長に加え、TXつくば駅近くにあるつくば市立吾妻幼稚園(同市吾妻)の園児らも加わってテープカットし、同列車の運転を祝福した。
 同列車は1編成(6両)で、先頭車両にヘッドマーク、車両側面と車内の中づりなどにフランス・パリのエッフェル塔など日本を除く各国の観光地を紹介する広告が付けられた。同社によると、5月28日まで運行し、多い日で1日約10往復するという。

地図を開く 近くのニュース