《上州真田》「小松姫」を子ども熱演 市重要民俗文化財「沼須人形芝居」 沼田
上毛新聞
2016年4月7日
ㅤ沼田市指定重要民俗文化財「沼須人形芝居」の奉納公演が3日、同市沼須町の砥石(といし)神社の春季大祭に合わせて同町農事研修所で開かれた。真田氏初代沼田城主の信之の妻、小松姫を題材にした「小松姫物語」などが上演された。
ㅤ公演は、同芝居を継承する「あけぼの座」(金井竹徳座長)が行った。「小松姫物語」は金井座長が脚本を書いた新作で、3月に大人の座員によって初上演された。今回は、市内の児童生徒10人が中心となって熱演し、詰め掛けた地元住民ら約100人から大きな拍手を浴びた。
ㅤ児童生徒の語りと三味線による「三番叟(さんばそう)」、「傾城(けいせい)阿波の鳴門 巡礼歌の段」のほか、紙芝居「沼田城の小松姫」も披露された。
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