茨城・坂東市「将門まつり」 3年ぶり開催 11月13日

茨城新聞
2022年10月17日

茨城県坂東市は3日までに、「坂東市将門まつり」を11月13日に3年ぶりに開催すると発表した。会場入り口に消毒と検温所を設け、マスクの着用を義務付けるなど新型コロナウイルス感染症対策を徹底し実施する。

同まつりは今年で49回目。郷土の英雄である武将・平将門の雄姿を現代によみがえらせようと1972年に始まった。市観光協会が主催。太鼓の音色が響き渡る中、武者たちの行列が同市岩井の商店街を練り歩く。毎年、福島県南相馬市から相馬野馬追騎馬隊(国指定重要無形民俗文化財)が参加し、弓道の模範演武なども行われる。

感染症拡大防止に配慮し今回は、稚児行列など一部イベントを中止する。2019年は約5万8500人が来場した。「第32回坂東市将門ハーフマラソン大会」も同日、3年ぶりに開催する。