〝爆買い〟期待、家電そろえる 茨城空港に免税店
茨城新聞
2015年12月25日
中国人観光客らに対応するため、家電などを取り扱う免税店が茨城空港ターミナルビル(小美玉市与沢)内に設置され、24日オープンした。
免税店は中国の格安航空会社(LCC)・春秋航空の日本法人、春秋航空日本(本社千葉県成田市)が運営。店舗は同ビル2階に「スプリングショップ」の名称で開店した。
炊飯器やドライヤー、電気シェーバーなどの家電のほか、マスクや歯磨き粉などの日用品、菓子類なども販売する。消費税を払えば日本人客の利用も可。
同日、オープニングセレモニーが開かれ、春秋航空日本新規事業開発準備室の上村高秀室長と茨城空港ビル管理事務所の相田成彦所長らがくす玉を割って開店を祝った。
上村室長は「帰国直前の最後の購入はもちろん、入国直後の予約販売にも対応していきたい」と目標を語り、相田所長は「茨城空港に新たな魅力が加わった」と喜んだ。
茨城空港の現在の中国路線は、春秋航空が週8往復運航する上海線と、中国南方航空深圳(しんせん)線の2路線。来年1月には中国国際航空の杭州(こうしゅう)線が就航予定で、利用拡大が見込まれている。
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