春秋航空日本が免税店 茨城空港

茨城新聞
2015年12月5日

茨城県開発公社は4日、茨城空港ターミナルビル(小美玉市)内に開設する免税店の事業者が、中国の格安航空会社(LCC)・春秋航空の日本法人、春秋航空日本(本社成田市)に決まったと発表した。新店舗は24日、同ビル2階にオープン予定で、主に中国人観光客向けに家電製品などを取り扱う。同社は「帰国前の『爆買い』の仕上げに利用してもらいたい」と話している。

 新店舗は、同ビル2階の旧県PRコーナー(66平方メートル)で、公社が免税店の新規テナントを公募。「スプリングショップ」の名称で、炊飯器やドライヤーなど家電製品のほか、化粧品や菓子類などを販売する。

 茨城空港の現在の中国路線は、春秋航空が週8往復運航する上海線と、中国南方航空深圳(しんせん)線の2路線。来年1月には中国国際航空の杭州(こうしゅう)線が就航予定で、中国人客のさらなる利用拡大が見込まれる。

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