茨城空港発着 遊覧飛行再び 1月15日、県民限定 23日から受け付け

茨城新聞
2021年12月22日

茨城県は21日、茨城空港発着の遊覧飛行が来年1月15日に運航されると発表した。新型コロナウイルス感染症で落ち込んだ航空需要を喚起しようと、県民限定ツアーとして茨城県や富士山上空を周遊する。茨城空港発着の遊覧飛行は、10月の実施に続き2度目。

遊覧飛行は茨城空港を出発し、富士山方面を巡る約2時間のツアーを予定。静岡空港や名古屋空港を拠点とする地域航空会社のフジ・ドリーム・エアラインズ(FDA)が運航する。チケット販売は23日から受け付ける。定員は80人で、料金は1人1万9900円。取り扱い旅行会社はクラブツーリズム。

県は茨城空港の利用促進へ向け、遊覧飛行のための燃料費や人件費など航空機回送費を補助する事業を行っており、1回の運航につき最大で200万円を支援している。10月に実施された遊覧飛行では、発売から5日で約80席が完売するなど高い注目を集めている。

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