「ご当地獺祭」本県でも 県産酒米使用、28日発売

下野新聞
2021年4月20日

 日本酒銘柄「獺祭(だっさい)」を醸造する旭酒造(山口県岩国市)は28日、本県で栽培された酒米「山田錦」を原料米に100%使用して醸した「獺祭 純米大吟醸45 栃木県産山田錦使用」を県内の特約店6店限定で発売する。

 この「ご当地獺祭」は、山田錦の高品質な産地で獺祭を通して地元の人に山田錦の素晴らしさを知ってもらおうと企画された。今月8日、福岡県のご当地獺祭の販売が始まり、今年は4、5県での実施を予定する。

 5月2日に「道の駅しもつけ」で販売会を計画しており、同社の桜井一宏(さくらいかずひろ)社長や生産者も参加する予定。

 同社は山田錦の品質向上と生産者支援を目指し、「最高を超える山田錦プロジェクト」を展開する。本県は生産者が2019年度の第1回でグランプリ、20年度の第2回で準グランプリに輝くなど、高品質米生産県として知られている。

 価格は1・8リットル3300円、720ミリリットル1650円、300ミリリットル688円。県内特約店はhttp://www.asahishuzo.ne.jp/dealer/tochigi/

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