《茨ぱん》こうじ活用、まろやかな風味 「醸す生食パン工房 うち山」(日立市) みそ蔵の発酵技活用

茨城新聞
2020年7月6日

 日立市の内山味噌店は1872年創業。老舗のみそ蔵が手掛ける「醸す生食パン工房 うち山」は2019年12月のオープン以来、連日行列ができるほど人気を集めている。6代目社長の内山庄栄さんは「みそ造りに欠かせないこうじを活用し、パン用の酵母種に起こし直した。こうじの優しい甘さやまろやかな風味がパンに付与されている」と話す。みそ造り同様、同店近くの「泉が森湧水」の地下水で生地を仕込む。「阿武隈山系のミネラルに富んだ水はパン作りにも合う」と言う。
 
 長年こうじを扱ってきたみそ蔵の発酵技術が生み出す食パンは3種類。純生クリームと蜂蜜、バターと「リッチな素材」を使った「醸す生食パン うちやま」は耳まで軟らかく、ふわふわの食感。「毎日の食パン いずみ」は飽きのこない味に仕上げている。「おやつ食パン あずき」は生地に小豆を練り込んだ。
 
 新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続く中、「フルーツサンド」=同手前=を5月から販売する。いずみに旬の果物と自慢のクリームを挟んだ。生クリームとクリームチーズを合わせ、パンのうま味に負けないようなクリームが出来上がった。パンはいずれもインターネットで予約できる。
 
 
 日立市水木町1の12の16
 定休は木曜
 営業時間は午前10時~午後5時(売り切れ次第終了)
 (電)0294(32)5211

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