冬の川俣ダムを堪能 日光「鑑賞会」が人気 背筋も凍る体験いかが?
下野新聞
2020年2月4日
【日光】栗山地域の魅力を体験するイベントを企画している鬼怒川源流・栗山ツアー実行委員会は2日、「真冬の川俣ダム鑑賞会」を開催した。参加者は雪化粧した峡谷の景色や同所の迫力を楽しんでいた。
同所は例年、11月下旬から4月中旬まで降雪や路面凍結のため閉鎖されており、一般客の立ち入りができない。近年のダム人気の高まりなどを受け昨年から、同ツアー限定で開放している。
参加者は川俣ダム管理支所の鈴木喜明(すずきよしあき)支所長(59)から「深い峡谷にあるため、縦長のダムになっている。下部の厚さは15メートルで超薄型」など同所の解説を受けた。
その後、雪が積もった遊歩道やダム上流の管理用通路などを歩き、同所を隅々まで見学した。整備のためにダムの外部に設置された金網の通路「キャットウォーク」を歩いた参加者は、眼下約50メートルの迫力に圧倒されていた。
冬季の同所に初めて訪れたという千葉県浦安市、会社員清水鉄也(しみずてつや)さん(52)は「キャットウォークは空を歩いている感じだった。各所の説明もあって楽しめた」と話した。
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