銀輪の精鋭たち、宇都宮に集結 ジャパンカップ前夜祭

下野新聞
2015年10月17日

 アジア最高峰の自転車ロードレース「ジャパンカップ」のオープニングイベントが16日夜、宇都宮市江野町のオリオンスクエアで行われ、秋の県都を熱くする“銀輪の祭典”が幕を開けた。

 チームプレゼンテーションは、国内外から参戦する全16チームが参加。会場を埋め尽くした約4500人のファンは、トップチームの選手たちの登場を大歓声で迎えた。

 地元チームの宇都宮ブリッツェンはトップでステージへ。清水裕輔(しみずゆうすけ)監督は「今季は国際レースで昨季以上の成績を残せている。チームのレベルは上がっている」と熱を込め、エース増田成幸(ますだなりゆき)選手も「1年の中で最大の目標としているレース。多くの声援を力にしたい」と話した。

 初出場の那須ブラーゼンは6番目に登場。若杉厚仁(わかすぎあつひと)監督代行は「県勢として、世界に挑む積極的な走りを見せたい」と強調。今季、好成績を残している鈴木龍(すずきりゅう)選手は「個人としてもチームとしても強くなっていることを走りで示したい」と力を込めた。

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