春の旅立ち華やかに サイネリア出荷始まる

下野新聞
2018年2月28日

 卒業式や卒園式で会場を彩るサイネリアの出荷が県内でも始まった。

 小山市下国府塚の「とのつか花園」では、県南地区の幼稚園や小中学校を中心に約1千鉢のサイネリアを納品している。出荷のピークは卒業式が行われる3月中旬。

 約1千平方メートルのビニールハウスには紫やピンク、青色など鮮やかな花を付けたサイネリアが並んでいる。

 27日は朝から従業員らによる葉の摘み取り作業が行われた。同園の戸野塚和俊(とのつかかずとし)代表(44)は「卒業式に開花を合わせるのは大変だが、式典で子どもたちに奇麗だと思ってもらえたらうれしい」と話していた。

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