「八咫烏シリーズ」 阿部智里さん 故郷でトーク 2月11日、前橋文学館

上毛新聞
2018年1月15日

人間の姿に変身する八咫烏(やたがらす)が暮らす世界を描く和風ファンタジー「八咫烏シリーズ」を手掛ける前橋市出身の小説家、阿部智里さん(26)と、前橋文学館の萩原朔美館長(71)のトークショーが2月11日、前橋市の同館で開かれる。
阿部さんは前橋女子高、早稲田大卒。デビュー作「烏(からす)に単は似合わない」(文芸春秋刊)で、史上最年少となる20歳で松本清張賞を受賞した。昨年、第6巻「弥栄(いやさか)の烏」(同)を刊行し、シリーズ第1部を完結させた。文庫、単行本合わせて累計85万部を超える大ヒット作となった。
トークショーでは萩原館長が聞き手となり、阿部さんが小説家になるまでの経緯やシリーズへの思い、故郷前橋市について語る。
詩のコンクール「詩のまち前橋若い芽のポエム」20年記念展・記念トークとして企画された。阿部さんは中学2年の時、同コンクール中学生の部で最高賞の美棹賞(金賞)に輝いた。
午後2時開演。問い合わせは同館(027・235・8011)へ。

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