年末年始の乗客8年連続増加 JR高崎支社
上毛新聞
2018年1月8日
JR東日本高崎支社は5日、年末年始(12月28日~1月4日)の輸送概況を発表した。上越、北陸新幹線(大宮―高崎間)と上越線特急(高崎―渋川間)の乗客数は前年比1・8%増の112万4千人で、8年連続で増加した。同支社は「休みが取りやすい曜日配列で、年始も下りの利用が好調だった」と分析している。
新幹線の乗客は1・7%増の110万2千人。このうち上越新幹線は0・9%増の50万9千人で、北陸新幹線は2・3%増の59万3千人だった。県内新幹線駅の乗降人員は高崎が0・9%増の15万4200人で最も多く、上毛高原が1・7%減の1万6600人、安中榛名が0・6%増の3400人と続いた。
上越線特急の乗客は6・5%増の2万2千人。草津方面の利用が好調だったためとみられ、観光地の入り込み状況(最寄り駅の降車人員)でも「草津」は4・8%増の1万1700人となった。「水上、尾瀬、三国温泉郷」の入り込みは、大雪の影響で9・4%減の1万7800人だった。
日別の輸送人員のピークは、下りが12月30日の10万7千人。上りは1月3日の10万6千人で、上越新幹線「とき330号」(午後3時33分新潟発)は乗車率が188%に達した。
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