茨城ー杭州線 就航16年1月30日に 中国国際航空が延期

茨城新聞
2015年10月2日

中国航空大手の中国国際航空は1日、茨城空港(小美玉市)と同国東部の杭州(こうしゅう)を結ぶ国際定期便について、25日の就航予定を来年1月30日に延期すると発表した。毎週土、日曜の週2往復の運航スケジュールやダイヤに変更はないという。延期について、同社は就航準備の遅れなどが理由と説明している。

茨城-杭州線について、同社は8月までに中国民用航空局に路線開設を申請し、9月17日に10月25日からの運航開始を正式発表していた。就航延期について、同社は「就航の準備状況や市場状況に鑑み、就航を3カ月遅らせることとした」とした。

県によると、航空券の販売は始めておらず、就航延期による大きな影響はないという。県空港対策課は「就航が早いに越したことはないが、やむを得ない。万全の態勢で就航してもらいたい」と冷静に受け止めている。

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