群馬・上毛電鉄が前橋市で100周年イベント 10月31日は全線の運賃を終日無料

5月に創立100周年を迎えた上毛電気鉄道(群馬県前橋市城東町)は18日、前橋市茂木町の大胡電車庫で100周年を記念した「感謝イベント2026」を開いた。同社宣伝部長のゆるキャラ「ジョモネコ」の着ぐるみをお披露目。普段は立ち入れない車両基地を開放して 体験ブースなどを設け、家族連れや電車愛好家らとともに節目を祝った。
ジョモネコは、同社と前橋市、桐生市、みどり市でつくる上電沿線市連絡協議会(会長・小川晶前橋市長)が周年を盛り上げようとデザインを募り、昨年誕生した。1928年製造のレトロ車両「デハ101」をデザインしたエプロンを着用し、左右の頬は「上毛」の字に、目の上は「100」に見えるしま模様がある。
100周年記念式典で橋本隆社長は「さまざまな機会で登場すると思う。宣伝部長として一緒に盛り上げてもらいたい」と話した。
鉄道事業を巡って橋本社長は、地域のバス会社やタクシー会社と連携しながら地域交通の再構築をしていくことの重要性を挙げ「地域の方々に利用し続けてもらえるよう、惜しみなく努力を続けたい」と決意を述べた。
会場では「デハ101」の貸し切り乗車体験や、電気機関車「デキ3021」との綱引き大会が行われ、鉄道運転シミュレーター体験やジオラマ展示などのブースもあった。家族と訪れた年長児の橋本明ちゃん(6)は「普段は見られない電車が見られてうれしい」と笑顔だった。
10月31日には100周年記念事業として全線の運賃を終日無料とする。沿線6駅(中央前橋、江木、大胡、新里、赤城、西桐生)でマルシェを開き、スタンプラリーや記念グッズの販売を行う。
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