草津白根山の「湯釜」規制緩和へ 群馬・草津町が13日にも 8年ぶり見学可能に

上毛新聞
2026年10月8日

草津白根山の白根山の火口湖「湯釜」周辺で続く立ち入り規制について、群馬・草津町が一部を緩和する方針を固めたことが30日、分かった。早ければ10月13日の緩和を目指しており、安全対策の強化に取り組んでいる。立ち入り規制が緩和されれば、約8年ぶりに見学が可能となる。

湯釜は鮮やかなエメラルドグリーンの湖面で知られる絶景スポット。2018年4月に同山の噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げられるなど火山活動が活発化したことから、立ち入りが規制されていた。

今年5月に同レベルが1(活火山であることに留意)に引き下げられたことから規制を緩和する方針。火山西側の「西側登山道」と呼ばれる遊歩道と、火口から約550メートルにある展望台が開放される。これらは町による規制が続く「火口周辺500メートル」の外にある。

町総務課は「噴火警戒レベルに配慮し、実現可能な範囲から緩和を目指す」とし、時期については「13日からの緩和を目標としているが、確定的ではない」とした。期間は国道292号「志賀草津高原ルート」が冬季閉鎖される11月中旬までを予定しているという。

安全対策の一環として、町は10月8日に火山学者や気象庁関係者を招いた避難訓練を実施する。噴火警戒レベルが「1」から「2」に上がった想定で、観光客の避難誘導などを行うという。専門家が安全性を確認、協議した上で、同日に開放日を正式に決定するとしている。

宮崎公雄町長は「今回の緩和は試験的な試み。安全を担保しつつ、様子を見ながら運用していきたい」と話した。

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