画家7人、JR水郡線描く 茨城・常陸太田で応援企画展 11日まで

茨城新聞
2026年10月6日

京都府京都市在住でSL画家の石川佳宗(よしのり)さん(29)と福島県石川町出身で千葉県在住の水郡線応援画家、佐々木麻里さん(33)が主催するJR水郡線応援企画「7人の鉄道絵画展」が、茨城県常陸太田市中城町の市生涯学習センターで開かれている。いずれも県外のプロ、アマ計7人の画家による初めてのグループ展。水郡線の魅力が詰まった企画展になっている。同展は10月11日まで。

主催者の2人は3年ほど前から交流サイト(SNS)で互いの作品を知っており、石川さんが水郡線の活性化につながる展覧会の企画を佐々木さんに提案。石川さんが友人知人の作家に声をかけてグループ展につながった。

石川さんは昨年10月に下見のために茨城県を訪問。実際に水郡線に乗って描きたい風景を見つけ、新作として出品している。他の5人は兵庫県や高知県、奈良県などに住み、鉄道を題材に描いた作品も多いという。

会場には水彩や色鉛筆、木炭鉛筆などで描いた蒸気機関車や列車の走る風景、駅舎など個性豊かな作品計42点が並ぶ。

企画展に合わせ、「水郡線沿線風景アート巡礼マップ」を制作し、パンフレットも作って会場で配布している。7人が水郡線沿線を描いた作品7点を集め、モチーフになった場所を見て回る聖地巡礼マップだ。

佐々木さんは0.3ミリの細い芯で水郡線沿線をモノクロの世界で描く。「水郡線にあまりゆかりのない人たちからの提案に最初は大変驚いたが、この企画展が微力ながら利用促進につながればいい」と期待を寄せる。

石川さんは「水郡線には絵にしたくなる風景がたくさんあることを知ってほしい。マップを活用して実際に水郡線で観光を楽しんで」と呼びかける。

9時~午後5時(最終日は正午)。入場無料。