「埴輪の魅力を身近に」 群馬県が埴輪トレカ、1日から無料配布 県内12の博物館や資料館で全18種

上毛新聞
2026年8月4日

群馬県が誇る埴輪(はにわ)の価値や魅力をより身近に感じてもらおうと、県は30日、「埴輪トレーディングカード(HANIトレカ)」を配布すると発表した。県によると、埴輪のトレカは全国初。国宝と国重要文化財に指定されている埴輪の約4割が出土した本県は「日本一の埴輪王国」であり、カードを集める楽しさを通じて幅広い世代に埴輪に親しんでもらう。県内12の博物館や資料館で1日から配る。

トレカは全18種。国宝「埴輪 挂甲(けいこう)の武人」などの人物埴輪、馬形の動物埴輪、家形埴輪、帽子形などの器財埴輪の四つのジャンルがある。カード表面は 年代や出土場所の他、国宝は星3個、国重文は星2個といったマークを付け、裏面はぐんまちゃんのコメントを載せた。

県公式はにわガイドブック「HANI―本」に掲載された本県出土200体の中から、各施設で現在展示している埴輪を選んだ。県立歴史博物館は5種類、県埋蔵文化財調査センター発掘情報館は3種類、他は各1種類をそれぞれの施設で配る。

30日の定例会見で山本一太知事は「埴輪は古代群馬の豊かさを物語る世界にも誇れるコンテンツ。県内の博物館や資料館を巡りながらトレカ集めを楽しんでほしい」と呼びかけた。

計5万枚用意し、なくなり次第終了。無料だが、施設によっては入館料が必要。配布するカードの種類や配布条件など詳細は県ホームページへ。