藤井聡太王将「かど番」しのぐ2勝目 栃木県大田原市での対局は負けなし

下野新聞
2026年3月10日

将棋の第75期王将戦7番勝負第5局の2日目が9日、栃木県大田原市黒羽向町のホテル花月で指され、藤井聡太王将(23)=竜王、名人、王位、棋聖、棋王との六冠=が挑戦者の永瀬拓矢九段(33)を88手で破り、通算成績を2勝3敗とした。

ホテル花月での対局は2022年の71期第3局、24年の73期第1局に続き3連勝。

2日目は永瀬九段が午前8時41分、藤井王将が8時49分に対局室に入った。永瀬九段が封じた47手目を立会人の中村修九段(63)が開封し、午前9時に対局を再開。藤井王将は永瀬九段の激しい攻めをかわす中で一瞬のチャンスを逃さず形勢を逆転し、終盤は着実に優位を築いた。

後がない「かど番」から1勝を返した藤井王将は「依然として苦しい状況。また次の一局を集中して指したい」と気を引き締めた。

第6局は18、19の両日、愛知県名古屋市の名古屋将棋対局場で行われる。

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