関東有数の“お正月に欠かせない縁起物”の生産地 栃木県北部の町から全国へ

下野新聞
2025年12月13日

栃木県塩谷町で正月飾り用のしめ縄の出荷が最盛期を迎えている。塩谷町は関東有数のしめ縄の生産地として知られ、今年5月に日光市と共同で導入された「日光ナンバー」の図柄にも採用された。

JAしおのや〆縄部会では、生産者20人が神棚に飾るごぼう〆、玄関に飾る玉〆など約30種類を制作している。

9日朝は塩谷町原荻野目のJAしおのや塩谷地区センターに約60cm~約7.9mの大小さまざまなしめ縄が持ち込まれ、仕分けされていた。問屋などを通じて全国に出荷されるという。

高橋久男部会長(75)は「みんなが真心込めて1本ずつ作った。きれいに飾って新年を迎えてほしい」と話した。

⇒【画像】日光市と塩谷町が対象「日光ナンバー」の図柄

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