栃木県真岡市にお目見えした“黄金のクリスマスツリー” まさかの飾り付けの正体は…?
下野新聞
2025年12月7日

クリスマスを控え、金色などに輝くチョウのサナギを飾り付けた「黄金のサナギツリー」が栃木県真岡市下籠谷の井頭公園花ちょう遊館にお目見えした。
高さ約1.5mのモミの木に、3種のチョウのサナギ約200個をオーナメントとして飾っている。金色はオオゴマダラ、緑色はアサギマダラとリュウキュウアサギマダラで、職員が卵から育てた。10日ごろに羽化が始まるという。
4日の市内は朝から冷え込んだものの、館内は気温20度前後に保たれ、ツリー設置前に羽化したチョウが舞って神秘的な雰囲気を醸し出していた。ツリー展示は28日まで。火曜休館。
花ちょう遊館のチョウ飼育担当、若泉重幸さん(50)は「ツリーを毎年楽しみにしている人が多い。夏に産卵と羽化が停滞し心配したが、秋になり回復してほっとした」と話した。
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