栃木県の宝くじ売り場から10億円当選　担当者は「桁を見間違えたのかと…」県内最高額を更新

11月7日に抽せんが行われた数字選択式宝くじ「ロト7」（第651回）で、栃木県栃木市大平町下皆川の大平カインズモールチャンスセンターから、県内最高額となる1等10億247万3400円1本の当せんが出たことが分かった。茨城県龍ケ崎市のチャンスセンターも1等1本が出た。

みずほ銀行宝くじ部によると、これまで県内の当せん金額は2021年12月の「年末ジャンボ宝くじ」で1等前後賞計8億5000万円が出たのが最高だった。

大平カインズモールチャンスセンターは、6月の全国ドリームジャンボミニでも1等前後賞計5000万円が出ている。売り場責任者は「直近の1等当せんで勢いづいて出たのかもしれない。北関東から1等が2本出るのも珍しい」と驚きを隠せない様子だった。

高額当せんを祝い、大平カインズモールチャンスセンターは「祝　大当たり1等10億247万円」を知らせる張り紙を掲示。当せんを確認した売り場担当者は「最初は桁を見間違えたのかと思ってよく確認した。30分くらいたってようやく実感が湧いてきた」と笑顔で振り返った。

1等が出たことで、大平カインズモールチャンスセンターではロト7を購入する客が増えたという。売り場責任者は「年末ジャンボも控えているので、次に続く10億がさらに出てくれれば」と期待を膨らませていた。

⇒年末ジャンボ発売で…「過去に高額当せんが相次いだ」宇都宮市内の売り場に行列（2023年11月）