由来は「泣く子は育つ」の言い伝えから 栃木県鹿沼市に親子連れが集う「泣き相撲」
下野新聞
2025年9月24日

国選択無形民俗文化財に指定されている「生子神社の泣き相撲」が21日、栃木県鹿沼市樅山町の生子神社で行われ、子どもたちが元気な泣き声を競った。
泣き相撲は「泣く子は育つ」ということわざにちなみ、子どもの健やかな成長を願う伝統行事。市内外から約770人の乳幼児がエントリーした。
力士役の氏子が鉢巻姿の子どもを抱きかかえ、東西から土俵入り。「よいしょ、よいしょ、よいしょ」のかけ声に合わせ抱き上げられ、子どもたちが泣き声を響かせる姿を、大人たちが笑顔で見守った。
小山市から訪れた夫妻は、1歳の長女の取り組みを終えて「健康第一で元気に大きく育ってほしい」と話した。
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