栃木県小山市の中心部で祇園祭 歩行者天国になった県道を神輿が練り歩く

下野新聞
2025年7月25日

栃木県小山市宮本町1丁目の須賀神社で20日、例大祭「祇園祭」の神輿渡御が行われた。絢爛豪華な「令和神輿」や「女神輿」が歩行者天国になった県道に繰り出し、無病息災や日々の安寧を祈った。

祇園祭は、江戸時代の「下野国誌」に「当国第一の祇園会なり」と記された由緒ある行事。担ぎ手たちは午後4時過ぎから境内での発輿祭に臨み、「キミョーチョーライ(帰命頂礼)」「アンゴステンノウ(南無牛頭天王)、アンゴステンノウ」といった独特な掛け声とともに県道までの約1km区間を練り歩いた。

沿道には多くの見物客が訪れ、市おはやし連合会も演奏で盛り上げた。

⇒栃木県の夏祭り・イベント情報2025<県南編>

地図を開く 近くのニュース