個性ある写実画53点 茨城一水会作品展 15日まで 茨城・水戸
茨城新聞
2025年6月11日

茨城一水会の第62回作品展が茨城県水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館で開かれている。風景画を中心に、静物や人物を描いた洋画が大小計53点並ぶ。同展は15日まで。
同会の特徴は写実を重んじた具象画。雪景色や山里、渓流、木漏れ日が差す道など、作家それぞれが思い入れを持つ風景を色や光を丁寧に捉えて描いた。飯塚和秀会長は、潮風にさらされた独特の色合いに愛着があるという漁村を描いた「休漁」など3点を出展した。
飯塚会長は「モチーフや色使いなど、写実の中にも個性がある。ほっとする作品がたくさんあるので、気軽に立ち寄ってほしい」と来場を呼びかけている。展示時間は午前9時半から午後5時(最終日は同3時)まで。