境内シャクナゲ　華やかに　４月末ごろまで見頃　北茨城・花園神社

茨城県北茨城市華川町花園の花園神社で、約100本のシャクナゲが見頃を迎えた。新緑の木々に囲まれた境内で、薄紅色の大輪の花が輝きを放っている。見頃は４月末までを見込む。

神永知明宮司によると、シャクナゲは古くから周辺一帯に群生。市の花や県の天然記念物にも指定されている。生育過程で色の濃淡が変わるのも特徴で、今年は21日に満開となった。

楼門をくぐり境内を進むと、拝殿前で華麗な花々がお出迎え。訪れた参拝者が楼門や拝殿とともに写真に収めるなどして楽しんでいる。同神社では開花期間中、御朱印にシャクナゲの印を添えて授与している。

市内から訪れた川井昌子さん(61)は「ピンク色がとてもきれい。花の形が整っていて華やかな気分になった」と話した。