栃木県真岡市の井頭公園で「北海道に咲く花展」自生地に行かないと見られない希少な植物も
下野新聞
2025年4月24日

北海道の早春を彩るかれんな花を展示する企画展「北海道に咲く花展」が、栃木県真岡市下籠谷の井頭公園花ちょう遊館にある高山植物館で開かれている。5月6日まで。
今年で5回目。高山などの自生地でないと見られない植物を楽しめるとあって、毎回好評だという。
北海道大のシンボルマークのモチーフで白い花を咲かせるオオバナノエンレイソウ、見頃の期間が短くなかなか見られないというエゾエンゴサク、道内でも2カ所しか自生地がないオオヒラウスユキソウといった「春の妖精」と呼ばれる花など約20種類と、他の植物約80種類を展示している。
井頭公園管理事務所の担当者は「実際に行くのが難しい高山や離島の花を見られる貴重な機会。ぜひ観賞してほしい」と話している。
午前9時~午後4時半(入館は4時)。火曜休館(祝日の場合は翌日)。入館料は大人600円。(問)井頭公園管理事務所0285-83-3121。
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