宇都宮市中心部の子供の室内遊び場を3つ紹介 雨の日でも安心!オープンしたばかりの新施設も

過ごしやすい時季となり、公園では子どもたちが元気に遊ぶ姿が見られますね。しかし外遊びは雨や気温など天候に左右されがち。そんな時は街なかの屋内型施設に足を運んでみませんか。今回は栃木県宇都宮市中心部で特色ある3カ所をご紹介します。
■東武宇都宮百貨店「のびっこ」
東武宇都宮百貨店宇都宮本店5階に4月11日、乳幼児向けの遊び場「のびっこ」がオープンした。体験型の遊びが特徴で、佐野に続いて県内2施設目となる。
約100㎡の施設内には、花屋やフードデリバリーなどのごっこ遊びができるコーナー、ボールプール、人工芝の高台などさまざまな遊具が設けられている。いずれも子どもたち自身が自由に遊び方を考えられるように配慮されている。
東武宇都宮百貨店は街なかのマンション建設ラッシュに伴う子育て世帯の増加を見込み、ファミリー層の取り込みに注力している。「のびっこ」も魅力ある百貨店づくりの一環として開業した。
初日から多くの家族連れが訪れ、おのおのの遊び方で楽しんでいた。「のびっこ」ストアマネジャー代行の叶谷翔さん(35)は「もう一度来たいと思ってもらえる施設にしたい」と意気込んだ。
対象は0~8歳。基本料金は30分600円、延長10分ごとに100円(同伴の保護者と0歳児は無料)。
■表参道スクエア「ゆうあいひろば」
うつのみや表参道スクエア(馬場通り4丁目)6階には、市が運営する子育て応援施設「ゆうあいひろば」がある。
2022年にリニューアルし、一時預かり保育やファミリーサポートなど複合機能を備える。中でも小学生まで無料で利用できる「子どもたちのあそび広場」は大人気のスポットだ。
全長25mの大型アスレチックをはじめ、地元プロスポーツチームとコラボした体験ゲームなど豊富な遊具を備える。
宇都宮らしさを随所に取り入れ、体を動かしながら郷土愛を育む仕掛けになっている。
■江野町「ガンダラカフェ」
少し変わった体験がしたい子どもには「ガンダラカフェ」(江野町)がお薦めだ。毎週月曜と水曜の午後4~6時をおおむね高校生以下の子どもと保護者専用の時間に設定している。
アートとカルチャーに特化しているのが特長で、さまざまな分野のアーティストから無料で技術を教わる機会を設けている。
内容は日によってさまざまで、ラジオ収録やチラシデザインなどバリエーションに富む。取材日はボランティアスタッフが楽器演奏を教え、子どもたちは簡単なセッションを楽しんだ。
運営会社代表のナマイアキコさん(49)は「宇都宮を面白くしてくれる子を育てたい。この場所を自由に使って、子どもたち自身が企画や発信をしてほしい」と話す。
それぞれの好みや目的に合わせ、街なかの屋内施設に親子で出かけてみては。
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