夏の風物詩 朱色お届け 古河、ホオズキ出荷

茨城新聞
2017年7月7日

東京・下町の夏の風物詩「ほおずき市」が9、10の両日、浅草寺(台東区)で開かれるのを前に、全国有数の産地である古河市で、朱色に色づき始めたホオズキの出荷作業が最盛期を迎えている。

同市三和地区では3軒の園芸農場で栽培する。浅草のほおずき市で販売される大半を出荷するほか、同市雷電町の雷電神社「ほおずき祭」(13、14日)など県内向けにも出している。

同市仁連の三和園芸(鈴木隆社長)では6日、朝から従業員40人ほどが色づきや実の大きさを確認しながら、出荷用の鉢に入れ替える作業などに追われた。

鈴木社長は「天候に恵まれ、まずまずの品質に仕上がった。風鈴の音色とともに楽しんでほしい」と話した。 

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