JAL国際線ファーストクラスの機内食に採用 栃木県大田原市で作られた熟成チーズ「昌」
下野新聞
2025年4月20日

酪農とチーズ製造販売の「デーリィーファーム富士山」(栃木県大田原市小滝)の高橋雄幸社長(46)と妻のゆかりさん(45)は8日、相馬憲一市長を表敬訪問し、同社の熟成チーズ「昌(しょう)」が日本航空(JAL)国際線ファーストクラスの機内食に採用されたことを報告した。
JALは2012年3月から、厳選した国産チーズを日本発の国際線機内食で提供している。
「昌」は口溶けの良さやミルクの風味の余韻が長く続く点などが評価され、3月に採用された。同社の直売所「大田原チーズステーション」(大田原市中田原)などで購入できる。
市役所を訪れた高橋夫妻は、相馬市長にチーズの特徴や熟成方法などを説明した。またゆかりさんが昨年、チーズ職人のプロフェッショナルとしての称号「プリュドーム」を与えられたことも報告した。
高橋社長は「那須地域の新鮮なミルクでチーズを作っている。大田原の魅力を世界にPRしていきたい」と話した。
地図を開く | 近くのニュース |