《釣り》ビッグバス シーズン到来 茨城・北浦、水温高く活性 ラン&ガン、次回に期待

茨城新聞
2025年4月20日

茨城県の霞ケ浦でバス釣りをするなら春から秋が良い。特に、春は水温が上昇してバスの活性が高まるため、狙いやすい。中でも霞ケ浦、北浦の流入河川上流域では昨年、魚影が濃いエリアではビッグバスに巡り合えるチャンスが高かった。今回は北浦の春のポイントを「ラン&ガン」したが…。

霞ケ浦、北浦での春のバス釣りには、シラウオパターン、ワカサギパターンなどの釣り方がある。シラウオは1月から5月の大型連休ごろにかけて、産卵のため群れを成して岸に接岸する。

シラウオパターンで絶好のルアーは、シラウオに似せた「ジャッカルDBユーマ カスミ3.3インチ シラウオカラー」にジグヘッドが近年の人気ナンバーワン。シラウオパターンで攻略するための究極型ソフトベイトで、ノンソルトボディー形状でシラウオ独特の透明感を表現する、春の霞ケ浦きっての最終兵器だ。

一方、ワカサギもバスにとっては格好のベイトフィッシュ。ビッグミノー10~13センチを使い、主にハードベイトが効きやすい時季といえる。

釣行したのは3月中旬。天候は晴れ。最初に向かったのは北浦方面だった。風向きを気にしながら東岸、西岸のポイントをラン&ガン。午前中は無風の中、良さそうなポイントを回るがノーバイト。昼過ぎに風が少し出てきたので白浜ポイントに到着するとシラウオの群れを発見した。

ひたすら、ジグヘッドにDBユーマのワームをセットしたリグで、沖合などさまざまな角度にルアーをキャスト。しかし、バイトがなく時間だけが過ぎる。周りのバサーもバイトがなく、次々と移動していった。

私も迷ったがベイトが他のポイントより多いため、さらに1時間粘るがやはりバイトがなく移動を決意。車で南に移動する途中、釣り人に話を聞くが皆釣れていなかった。

結局あちこち回ったがバイトがなく、この日は残念ながら帰宅を余儀なくされた。

 

これから利根川水系ではシーバスも狙い目だ(2月、北浦)

これからビックバスが釣れる良い季節を迎える。日々釣り場に向かい「バスフィッシングを楽しむぞ」とワクワクしながら、巻き返しを図るつもりでいる。また、利根川水系では冬から春にかけてシーバスも釣れるので、こちらも狙い目だ。(上州屋牛久店・宇佐美聖)

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