アウトドア公園本格開業 スレチックやキャンプ 茨城・龍ケ崎

茨城新聞
2025年4月19日

茨城県龍ケ崎市泉町の市森林公園が改装され、アウトドアパーク「アドベンチャーバレー龍ケ崎」がグランドオープンした。コンセプトは「遊んで、食べて、泊まれる」公園を掲げる。木々に囲まれた自然あふれる園内で、アスレチックやバーベキュー、キャンプなどが楽しめる。

同公園は1986年の開設。都市公園に分類され、広さは約13ヘクタール。園内施設の老朽化が進んでいたことなどから、市は民間資金とノウハウを活用するパークPFI制度を活用し、パシフィックネットワーク(神奈川県、金丸一郎代表)が2023年度からリニューアルに取り組んできた。一部施設は昨年7月以降、先行オープンしていた。

森の中に張り巡らされたワイヤを使って樹木の間を移動するアスレチックやマウンテンバイクトレイル、バーベキュー場、園内一周できる散策路、キャンプ場が整備されている。一部は有料エリアとなっている。

 

散策路「フォレストセンスパス」に設けたつり橋

 

散策路「フォレストセンスパス」は無料で全長約2キロ。途中6カ所のポイントがあり、自然を五感で楽しめる仕掛けが用意されている。

新しく生まれ変わったキャンプ場にはオートキャンプのほかログキャビンを5棟設置。エアコンや冷蔵庫、寝具、網付きグリルなどが備わり、初心者も気軽に楽しめるという。ログキャビンは12日に予約受け付けを開始し、19日から利用できる。

施設マネジャーの遠藤未奈さんは「子どもから大人まで1日通して遊んでもらえる、目指していた公園ができた。ぜひ足を運んでもらいたい」と話している。問い合わせは同園(電)070(6661)1966。