桜、桃、椿、レンギョウ…栃木市の「大柿花山」で一斉に見頃 カラフルな春のにぎわい
下野新聞
2025年4月12日

栃木県栃木市都賀町大柿の「栃木植物園 大柿花山」で桜や桃、ツバキなどが見頃を迎え、山の斜面が春のにぎわいを見せている。
園は、サツキの育種家として知られる大出昌男園長(87)が25年ほど前、布袋ケ岡城跡の山約10haを切り開いて整備を始めた。長年かけて集めた花木や野草を植え続け、その種類は国内外含めて「数え切れない」(大出さん)という。
現在はソメイヨシノやヤマザクラ、レンギョウなどが見頃。山肌には白やピンク、黄色などのじゅうたんが広がり、来園者は足を止めてじっと見入っていた。
大出園長は「桜の見頃はあと1週間ほど。足元にもかれんな花が咲いており、上も下もよく見て楽しんでほしい」と笑顔を見せた。今後はツツジなどが咲いていくという。
年中無休。入園料500円(中学生以下無料)。(問)大柿花山0282-92-0871。
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