伊勢崎銘仙柄の服や小物いかが 4月下旬まで群馬・高崎駅に特設コーナー Ay(前橋市)が手がける

伊勢崎銘仙の着物をアップサイクルした衣服や小物を手がける「Ay(アイ)」(群馬県前橋市千代田町、村上采社長)の商品の特設コーナーが1日から、JR高崎駅構内の土産店「群馬いろは」で展開されている。伊勢崎銘仙伝統のポップでかわいらしい着物柄をデザインした「銘仙柄ハンカチ」(1枚1980円)などを紹介。特設コーナーは4月下旬までで、以降は店内で販売される。
ハンカチに用いた柄は、生産が事実上途絶えた伊勢崎銘仙の魅力を次世代に広く伝えようと、村上社長が取り組んでいるデジタルアーカイブを活用。気持ちが前向きになりそうな鮮やかな柄と、肌触りの良いコットンのダブルガーゼ生地が特徴だ。ハンカチは現在、県内では同店でしか入手できないという。
いずれも村上社長がプロデュースした、伊勢崎市の日本茶専門店「茂木園」の銘仙茶(1個270円、5個1490円)と、同市の焼きまんじゅう店「忠治茶屋」の詰め合わせセット「花道」「玉てばこ」(1箱3240円)も同時販売。いずれもパッケージに銘仙柄があしらわれている。

群馬いろはの特設コーナーで紹介しているAyの村上社長(2日)
村上社長は「伊勢崎銘仙の鮮やかさを手軽に楽しんでほしい。群馬ならではの文化を感じてもらえると思うので、お土産としても活用してもらえたら」と話している。