栃木県小山市の新たな観光スポットに? 実はいまも現役で使われている謎の線路を歩く

下野新聞
2025年4月1日

栃木県小山市内にある既存の貨物専用鉄道「高岳専用線」を歩くモニター観光ツアー「レールウォーク」が3月25日、行われた。

小山市や市観光協会などでつくる市着地型観光実行委員会が交流人口の拡大に向けた観光素材掘り起こしの一環として開催し、市内外の親子ら31人が参加した。

参加者らは小山市中久喜の東光高岳事業所から土塔のUACJ小山製作所までの約2.8kmを歩いたほか、東光高岳事業所やUACJ小山製作所で事業説明を受けたり工場見学を行ったりした。その後、大川島の観光農園「いちごの里」でイチゴ狩りを楽しんだ。

岐阜県から来た参加者は「現役の線路上を歩けること自体すごいこと。周りの景色も楽しもうと思ったが、足元ばかり見ていた」と笑顔。

小山市内から参加した親子連れは「廃線かと思っていたが今でも使われていることを知り、小山の新たな一面を知った」と話していた。

⇒ここが停車場の予定地でした 栃木県でかつて運行した鉄道…その面影を追うツアーが人気

地図を開く 近くのニュース